「taboo(タブー)」女子大エリアにできた女装バーへ行ってきました【ルポ】
2017年7月に女子大エリアにオープンしたLGBTバー「taboo」へ、8月下旬に初めて行ってきました。
場所は、通称女子大エリアの池田公園のすぐそばです。
名古屋で3ヶ月に1度、行われている女装イベント「D/R」の会場の目の前です。
お店を開いたのは、新宿2丁目でもお店を持っている黒田美呼さん。
ママは、月村ぴのさん。
お二人とももともと名古屋や東海の人ではなく、今回のお店にあわせて名古屋人になったそうです。
システムは、2時間飲み放題がベースで、アルコール4000円、ノンアルコールは3000円です。(カラオケは500円で歌い放題)
特徴としては、美呼さんが大の料理好きとのことで、お通しが、お通しっていうレベルでないものがでてきます。
わたしが行ったときは、なんと豚しゃぶ食べ放題という(笑)。
席数はカウンターが10人弱、奥にソファーで5~6人でしょうか。麗人はもちろん、シャングリラや2人でお入りくださいよりも小さいかな。
新宿2丁目のノリ✕ノリ!
お店の雰囲気は新宿2丁目のゲイバーのノリです。といっといて、すみませんが、2丁目のゲイバーにいったことないんですけどね。イメージです、イメージ(笑)。
とにかく美呼さんがパワフル。
テンション高い!
カラオケでも、2丁目的な替え歌にして歌うとか、
「あぁ、2丁目のお店っぽいよねぇ」(すみません、行ったことないです)
と思いました。
わたしはもともとお酒を飲まず、女装するまでバーやスナックなどにみずから行ったことがない人間なので、こうしたノリは初めてで、ずっと固まっていました笑
名古屋の女装は、基本的にはおとなしい人が多いと思います。シャングリラのようなお店のキャストの人も例外ではありません。
そうした中で、マツコ・デラックス的な世間が抱いているノリノリな女装空間を味わいたい、という人にはとても楽めると思います。
実際に、同席していただいた常連さんは、名古屋の女装バー含めて、いろいろなところを飲み歩いているそうですけど、このノリが大好きで、たまらないんだそうです。
料金について
あと、この時だけだったのかはわかりませんし、二丁目などでは常識なのかもしれませんが。キャストの人が「飲んでいいですか?」と、お酒を注文するんですね。
ということで、会計は(ソフトドリンク)1人3000円ではなく、4000円となりました。
決して批判しているのではないですが、わたしは飲み屋経験が女装するまでほとんど皆無なので、お店の人からお酒をねだられるという経験がこれまでなかったので、びっくりしました。
重ね重ね批判ではありませんが、このお店ではそういう飲み方・遊び方が普通なのだと事前に知ってから行くと、安心して楽しめると思います。(最初のシステムの説明をしてくれるときに、そうしたルールを事前に説明してもらえるとなおいいと思います)